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 2007年12月 

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こんにちは、れんです。
紅葉狩りにも行かないうちに雪が降りそうな今日この頃。
もう12月ですね。あと1ヶ月で来年だなんて神様〜〜!(涙)

それはそうと、連載がですね、またも週末に谷間ですよ……。
もう『cross』はホント、タイミングが難しいです。
今回の謎解き第一弾も一段落してくれないと次に進めなくて歯痒いので、
明日もイレギュラー更新しちゃいますね。お付き合いよろしくです♪

えー、さてさて。
この頃いつになく更新に燃えているのは、
ひとえにスキルアップ目的の検定試験が近いからです。
ホラ、試験前って掃除したくなったりするじゃないですか(笑)
私の場合は創作意欲が掻き立てられるらしくて。
何もこんな時じゃなくても!と言いつつメモしてるうちに、こう……(+_+)
いやー、お陰様で『cross』もあと数話ストックがありますよ(笑)

検定は実は明日。だから今がラストスパートです。
受験生の方も(こんなトコ見てないでしょうがっ)
お仕事の方も(毎日お疲れさまですっ)
奥様方も(むしろ主婦業こそ大変ですよねっ)
風邪など引かずに、それぞれ頑張ってくださいね〜〜〜っ!

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cross #08 

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「なぁ、腹減ってない? なんか作るけど」
「そんなことまで世話になっては……」
「いいっていいって。寝てろよ。あ、おかゆとかの方がいい?」
「……君に任せる」
 強引に寝かしつけられ、世話を焼かれ。張り切る姿にそっと笑みを返せば嬉しかったのか、ガッツポーズがそれに応えた。
 鼻歌を歌いながらキッチンへと消えてゆく後ろ姿を目で追って、キリエは未だ収まらぬ動揺を持て余していた。
 彼が吸血鬼なのか、そうでないのか。
 疑いは消えてはない。最初に感じたあの波動が未だ体中から消えていない。予断は許されない。まだ試すべきことが3つある───。
 だからこそ、食事は格好のシチュエーションだった。
 こんな時しか使わないからさ、と言って彼が差し出したのは銀のスプーン。貰い物だから気にしないでよと高価な物を手渡してくれた指先、微塵の震えもなかった。銀は昔から吸血鬼の苦手とするもののひとつであり、殺すことは出来ないまでも傷付けることは可能とされていた。これで2つ目のキーワードが消えた。
「おかゆって俺作ったことないからさ、スープにしちゃった」
「あぁ、ポトフか。いい香りだね。美味しそうだ」
 スプーンに口を付けるのを見遣りながら、先程の消えた条件を振り返る。口内に入れても平気であれば決定的となるだろう。更にキリエは、自分も食事を進めながら彼の口元から目を離さないでいた。
「……なんだよ、ジッと見て。なんかついてる?」
「え? いや、何でもない……」
 慌てて誤魔化した訪問者に、ヘンなヤツ、と小首を傾げながら食事を続ける口元。正しくは前歯の両脇。一昨日は満月だったというのに牙が伸びた痕跡はなく、犬歯の鋭さは見られなかった。吸血鬼の最も特徴的な大きな牙は、普段こそ隠しているが月が満ちる前後はその兆候が残るものである。これまで何体もの獲物を目にしてきたスレイヤーにとって、一目見て判断材料と出来る箇所であっただけに、3つ目のキーワードまでも打破されたキリエは最終的な賭けに出た。
 残された1つ。
 どんなに巧妙に隠そうとしても見破ることが出来る最後の手段。
 食事をしていた手を止め、キリエは顔を上げた。
「ねぇ……」

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一般的な「吸血鬼の定義」の予備知識もあろうかと思いますが、
今回はこの世界をお楽しみくださいませね(^_^;)

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cross #09 に続く