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 2008年03月 

message(セリフSS:生徒会) 

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今日は桃の日! 桃の日! 桃尻、の日……?
(うわぁっ 素で驚かれてる気がいたしますがこれが本性です)

桃尻と言えば生徒会長。既に脳内決定事項です。
女の子のお節句だなんて話はすっかりあっちにやっておいて、
いいのいいの、BLだから。愛はいつもノーリーズン。
よろしければ「続きを読む」からお付き合いくださいませね(^-^)

 

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seek #48 

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「そんじゃ、かんぱーい!!!」
 shipに高らかに響く声。
 色とりどりのグラスが掲げられ、満面の笑みと共に各自が口を付ける。いつもは穏やかなジャズの調べも今日だけは心が浮き立つアップテンポの曲に切り替えられていた。
「あ、今日のも美味しい」
「ふふ。でっしょぉ〜〜。超スペシャルだもん♪」
 パチリとウィンクを投げてみせるコウに一同吹き出す。
 一夏と氷堂がふたり揃って店を訪れた頃には、予め電話を入れていたのだろう、コウや梶原だけでなく、安里や水瀬も顔を揃えていた。
 一夏は皆に久しぶりの挨拶をと思った矢先コウにハグされ、身動きが取れない彼を助けようと安里が参戦する。一方、氷堂と水瀬は初対面ながら同じ立場的に通じるものがあったらしく、エリートサラリーマン同士談笑を始める。そして、そんな面々などお構いなしに梶原はにこにこと仕事をこなしていた。
「……そういえば、氷堂さんと会うの久しぶりなんじゃない? アサト」
 ふと思いついたコウが話を振る。それまでケホケホと咳き込む一夏の面倒を見ていた安里は顔を上げ、斜め前の編集者に笑みを浮かべた。
「そうですね…。俺がここにいた頃だから、かなり前じゃないですか」
「あぁ。久しぶりだが、元気そうでよかった」
 懐かしいな、とショットグラスを持ち上げる様子を見てコウが溜息を吐く。
「あー、バカラのグラスがこんなに似合う男は氷堂さんだけよね〜〜。やっぱ久しぶりに見ると、いいわぁ」
「ちょっとコウちゃん、人の旦那様に何言ってんの」
「あーん。旦那様って響きがもう一大事よぉ」
「コウちゃん自体が一大事でしょっ」
 コウと安里の掛合漫才に一同揃って爆笑し、ようやく復活した一夏もまたオリジナルカクテルで喉を潤した。
「……あ、指輪?」
 それを傍らで見ていた先輩カップルから一言。左手の薬指に填められたリングににんまりと笑みを向けられ。
「はい。いただきまして……」
「わー! よかったねよかったね、月丘先生」
 まるで自分のことのように左手を眺めながら満面の笑みを浮かべる安里を見、周囲から祝福される喜びにふたりはこっそり顔を見合わせ笑った。
「あ、ところで安里さん。その、先生って照れるので……出来たら名前で呼んでください」
「じゃあ、一夏さん?」
「あ、ズルイ! アタシも一夏ちゃんて呼ぶ〜〜!」
 フードを取りに席を外していたコウも、戻るなり早速シナを作って笑わせる。今日は店を借り切っての宴会だけあって、珍しく梶原までもテーブルに同席することと相成った。
「で? で? プロポーズのセリフは?」
「……うーん、なんだろ。『私のところにおいでなさい』だっけ?」
「ちょっと、もう少しロマンチックなのないのー!?」
「いえ、折に触れて言ってはいるんですが……。ふふ。イチカはベッドの中の記憶が残らないんですよ」
「な、な、な、どさくさに紛れてなんてこと言うかな!!!?」
「やっだ、もー! 氷堂さんたらエッチー!」
 あっという間に真っ赤になった一夏とは対照的に、コウは爆笑し、氷堂は余裕の笑み。それに安里は半分同情し、水瀬は同じく意味ありげな表情を浮かべていた。
「にしても一夏ちゃんノンケだったのに、ホント開発されたのね〜」
「素質も充分でしたしね」
「俺超ビギナーだったのにっ」
「なら私はエンジニア、というところですか」
 あはは、言えてる〜とコウが呑気に笑う中、それならパイオニアとも言うかもね、などと安里がダメ押しし一夏は行き場を見失う。
「安里さんっ 同類でしょう!?」
「あ、俺ゲイだから」
「へっ!?」
「水瀬さんの方がノンケだったの。俺が引っ張り込んじゃったんだけど」
 日頃の影響のお陰か、攻めといえばゲイだと思いこんでいた一夏は軽いカルチャーショックに見舞われる。力づくではない引っ張り込み方なんてあるんだろうかと目眩を覚えた頃、水瀬がふわりと微笑んだ。
「俺は安里だから惹かれたんです。……他では代わりにもならない」
「水瀬さん……」
「イチカ、私もあなただから一緒にいたいと思ったんですよ」
「うん。……俺も」
「はいはーい! カップル同士でイチャつくの禁止ーっ!」
 ゼェゼェと肩で息をしながらコウが腕力で会話を止める。
「ここに6人しかいないんだからっ あぶれた弾みでアタシ、カジーとペアになっちゃうじゃないっ」
「……俺にも選ぶ権利はあるぞ」
「それをカジーに言われたくないわよっ」
 力一杯漫才に走るコウに頬が痛くなるほど笑い、美味しい食事、美味しい酒に舌鼓を打つ。
「まぁ何はともあれ、ほんっと、おめでとー!」
 そうして何度目かも分からない乾杯をして。
 楽しい夜は幸せに包まれ更けていった。

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先輩カップルのノロケもプラスの報告会第二弾。超盛り上がりです。
ちなみに安里達は指輪ではなくペアウォッチ派、ということで(今考えた)

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seek #49 に続く