message(セリフSS:生徒会)
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こんにちは、今日も楽しく休日出勤の れんです。
いやー、先週も土曜日出たよねーと呟きつつ、遠い目をしつつ。
そんなこんなでここ最近のメモリアルディ 2連続を悉く逃しました。
6/9はどうしても生徒会のセリフSSがやりたかったんですよね……。
言わなくても分かっていただけると思いますけど69ネタで(~_~)
13日の金曜日もねー、読み切りSSとか考えてはいたんですが、
なにせ身体が追い付きませんでした……ガックリ。
というわけで、このままじゃ気が収まらん!というのと、
60000hitのお礼と、
ここ最近の物凄い勢いのクリック&web拍手のお礼を兼ねて、
生徒会のあいつらでセリフSSを書かせていただきました。
よろしければ「続きを読む」からお付き合いくださいませね(^-^)
seasons #30
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小さく鼻を啜る音だけが響く病室。
窓からの斜陽がふたりを染め、リノリウムの床に長い影を伸ばしていた。
どれくらいそうしていただろう、ゆっくりと時間を掛けて深呼吸を繰り返す腕の中の愛しい人は、僅かな身動ぎと共に顔を上げた。
「……落ち着いた?」
「あぁ」
見下ろせば頬には幾筋もの涙の跡、そして赤く充血した目。初めて見る彼の弱々しい姿に胸が詰まり、巧矢は両の瞼に唇を寄せた。
「安曇さん……ありがと。来てくれて嬉しかった」
真っ青な顔で何ひとつ持たず。息咳き切って駆け込んで来た様子ですべてが伝わった。彼がどれだけ心配したか、どれだけ必死な思いだったか。泣くのを堪えたギリギリの表情に焦燥の色が滲んでいた。
「大丈夫、もう泣かないで……」
そう言って抱き締めて。きつくきつく抱き寄せて。想いまでその身に染み込ませるように、ありがとう、と繰り返した。
「頭……痛ない?」
おずおずと伸ばす指先を取り、そっと包帯に触れさせる。何故だか痛みが薄れる気がして巧矢はニッと笑みを浮かべた。
「これッスか? ……まぁ、ちょっとズキズキしますけど、凄く痛いってほどでもないですよ。もう血も止まったし」
「そ、か」
まだ納得はしていないのだろう、どこか不安気な表情。だからこそ包み隠さず話す。頭の傷の深さも、検査結果が後日になることも。
「それと、今日は念のため入院しないといけないらしくて、明日も何時に帰れるか分かんないんスよ。なんで、明日の分も谷野さんに代わってもらうことになっちゃいます」
ごめんね、と詫びるのを首を振って否定して。
「分かった」
ようやく事態をありのままに受け入れた安曇は涙を拭って顔を上げた。
「おまえの身体が一番大事や」
「安曇さん……」
「誰もおまえの代わりは出来へん。おまえじゃなきゃ意味ないねん」
真直ぐ目を見返したまま告げる、あぁ、それではまるで。
「告白、みたいだよ……?」
咽喉を下げる音が響く。足が浮くような緊張感。不安に揺れる眼差しにゆるりと笑みを濃くした安曇は、今し方の涙もなんのその、とっておきの表情を浮かべて見せた。
「そら、口説いてるからな」
そう言ってニヤリと笑って。度肝を抜かれた相手を引き寄せ、大胆にも頬にくちづけを。
「たまにはこーいうんも、どない?」
そんな風にすべてを煙に巻くように笑うから、巧矢はつられて眉を下げ。そして満面の笑みで唇を寄せた。
「……最高です」
二度目のキスは涙の味。
忘れられない、夏の思い出。
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さっきまで泣いてたくせに今や余裕で口説くところが安曇らしい。
強がりなのか彼の場合は微妙ですが、そんなこんなで、いよいよです。
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seasons #31 に続く
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