message(バトン)
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こんばんは、週末は空の上の れんです。
本州の西の果てから飛行機でちょっくら東北まで。
ちょっくら言うには 1300km 離れてますけど気にしないー(^3^)
さてさて、今日は「ほんわかBL的。」のベラさまから
バトンいただきましたので、張り切って回答です♪
ちなみに、答えそのまんまだと萌え要素が少ないので、
『seasons』の安曇と巧矢を解説要員として引っ張り出してみました。
よろしければ「続きを読む」からお付き合いくださいませね(^-^)
seasons #37
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もう20時だというのに陽が高い。
まるで名残を惜しむようにアスファルトに伸びた影を追い掛けながら、巧矢は真直ぐ seasons に向かった。昨日の今日で照れくさい気持ちもあったが、少しでも早く会いたい想いが勝る。急な約束を取り付けた電話の向こう、ちょっとぶっきらぼうな物言いが彼の照れ隠しだと知っているから。
「安曇さん、大好きー!」
道の真ん中で拳を握り、小声で絶叫するという妙な特技を披露しつつ辿り着いた先、店の奥で帰り支度をしている相手が振り向いた。
「お疲れさまッス!」
「……おぅ」
目が合った途端、フイと逸らされる。以前なら何か気に障ることでもしたのかと慌てるところだが……ふふふ。今の俺は違う。これがこの人なりの照れ隠し、ようは会えて嬉しいの合図。
「もう大体終わりました?」
「あとこれ書いたらしまいやから、ちょっと待っといてくれる?」
指差したのは業務日誌。
ひとりで切り盛りしているとはいえ、生花を扱うだけあってこまめなフォローが必要な花屋という職業柄、安曇はこうして毎日メモをつけている。自分が分かればそれでいいと言いながら、綺麗な字で埋められてゆくノート。傍らに座り、綴られてゆく文字を見つめながら、こんな穏やかな時間すら幸せだと思った。
「……なん?」
視線に気付いたのか安曇が顔を上げる。至近距離で絡む視線を逃す手はない。掠めるようなキスを奪って、巧矢はニッと笑ってみせた。
「何でもないッスよ」
「おま……っ」
思わず口元を覆った頬、見事朱色が散ってゆく。もう数え切れないほどキスしたというのに、未だ新鮮な反応を返す相手が愛しくて。
「安曇さんのドギマギするトコ、好き」
「な、なん…」
「昨日の夜も、ね。かわいかった」
下から覗き込むように笑い掛けると、途端飛んできたのは左足。テーブルの下から伸びた靴先が向こう脛を直撃する。
「痛たた……なんで蹴るかな!?」
「いっちいち言わんでえぇ」
「そんな照れなくてもー」
「うっさいわっ」
もはや日誌を書くどころではない。照れるあまり唇を噛んだままそっぽを向く様からは年上の威厳などなく、ただのかわいい生き物だ。もうどうしてくれよう。
「安曇さーん、こっち向いてー」
「おまえ仕事の邪魔や。あっち行け」
「んもー、冷たいこと言っちゃってー」
「今度は右足で蹴ったるで」
「何言ってんですか、そっち利き足でショ」
ついこの間聞いた情報によれば、高校時代はサッカー部。そんな相手に蹴り上げられたら日には青アザになるのは間違いない。是が非でも避けたい、それだけは。というわけで。
「ねぇねぇ、ところで安曇さん。エッチの時は俺のこと『たく』って呼んだよね」
「……!」
180度方向転換した話に仰け反った店主への駄目押し。
「アレが凄いグッと来たんスよ〜〜。だからね、俺も呼び方変えた方がよかったかなーと思って。ね、なんて呼んで欲しいです?」
「いらん」
「えー、照れちゃってー。いっそ呼び捨てとか、怒る?」
「殴ったる」
「またまたー。いいじゃないですか、『あずみ』って」
「や、やっかましいわ。キャン言わすぞ!?」
「安曇さんにならいいですよ」
まったく、ああ言えばこう言うばかりでなくその上威力は倍返しときた。さすがの安曇としても言い返すだけの気力はない。
「……もーえぇ」
そして仏頂面でペンを走らせる羽目になる。
そんな姿さえ萌えるとばかりガン見している輩のことは、取り敢えず100%シカトの方向で。
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記念すべき300記事目がこんな話なのはどうしたら……(^-^;)
そんなことより、ここ最近のポチ数の多さにはホント感謝感激雨霰です。
ありがとうございます! これからもワンコ×ツンデレをひとつよろしく!
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seasons #38 に続く
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